6/1 課題の分離 32

アドラーをじっくり読む (中公新書ラクレ)

 

アドラー心理学を語る上で最も重要な、課題の分離

 

簡単に言えば、「あなたは、あなた。わたしは、わたし。」

 

自分自身も含め無意識のうちに他者の期待に答えようと、人生を生きている部分があると思う。

 

子供は親の顔色を伺い、親は物事の結果を(過程には触れず、、、)褒めたり、叱ったりする。

 

Ex.テストで良い点とったときのみ、褒める。お小遣いをあげる。

 

結果、それを繰り返えされることで条件付けされ、子供が大きくなった時に同じことを自分の子供にもやってしまうようだ。

 

昨日、小4の長女にゲシュタルトの言葉も含めてこの話をしたら、いつになく興味深そうに話を聞いてくれた。

 

「わたしは、わたしの人生を生き、あなたは、あなたの人生を生きる。

 

わたしはあなたの期待にこたえるために生きているのではないし、あなたもわたしの期待にこたえるために生きているのではない。

 

私は、私。あなたは、あなた。

 

もし縁があって、わたしたちが互いに出会えるなら、それは素晴らしいことだ。

しかし、出会えないのであれば、それも仕方のないことだ。」

 

繰り返し読むことで、少し分かったような気分になる。深い言葉だ。

 

が、それに満足せずに毎日を行動していく。

 

覚えたてのブラインドタッチで。

 

今日から、この文章のコピー(平仮名バージョン)を我が家のトイレに貼り、家族それぞれで音読することにした。